『変化を起こせば楽しくなる』
私が2匹のネズミと2人の小人から学んだことです。
今回私が読んだ本は、
『マンガでわかるチーズはどこへ消えた?』です。
『マンガでわかるチーズはどこへ消えた?Who Moved My Cheese?』
スペンサー・ジョンソン 著(扶桑社 2020年4月10日発行)
シナリオ星井博文 マンガ松浦まどか マンガ多田あゆ実 より引用
マンガでわかるシリーズは、本が苦手な方や、子供さんにプレゼントとして渡すのもおすすめです。
漫画や要約があり、読みやすくなってます。
本書の簡単なあらすじを紹介します。
登場人物はこの4人です
ヘム(小人)
ホー(小人)
スニッフ(ねずみ)
スカリー(ねずみ)
本書は、
これから新しいことに挑戦したい、現状維持で今の自分に満足出来ていない。しかし、恐れがあって前に進めない私に一歩踏み出す勇気を与え、背中をひと押ししてくれる本でした。
ヘムとホー、スニッフとスカリーはいつも迷路でチーズを探しまわっています。ある日、4人はついに迷路でチーズステーションCという場所で大量のチーズを見つけます。
小人の二人は、毎日チーズをお腹いっぱいに食べて、日々を過ごし、慢心するようになります。
一方、2匹のネズミは、毎日変わったことはないかと調べながら、チーズを食べていたのです。
みんなで毎日チーズを食べていたので、チーズはどんどん少なくなります。そして、ある日突然チーズがなくなってしまいました。
ヘムとホーは、過去に固執してチーズステーションCから離れようとしません。
一方、ネズミのスニッフとスカリーは、またすぐに迷路に新たなチーズを探しに行きます。
そのような中で、
慣れた環境のほうが安全だと主張するへ厶と
慣れた環境で現状維持で衰弱していくよりも、チーズを探しにいく決断をするホーとの間で対立が生まれていきます。
ステーションCを出て、迷路で旅をするうちに、ホーは学びを得ていきます。
恐怖と行動
恐怖は、行動する原動力になることもあれば、動けなくなる原因にもなります。
ホーは、少しずつでも進むという行動から、恐れていたよりも大変ではないことに気付きます。
いつも変化は起きている。
変化していく環境の中で、恐怖で止まっているほうが危険だと。
状況が次々と変わるならば、自分が変わって行く必要があると気付きます。
ホーは、過去を捨て現在に適応していきます。
そして、遂にチーズステーションNにたどり着きます。
本を読んで、胸が痛い。。。
すべてが自分にあてはまる。。。
何年か前に、本書を手にとって読んだことがありました。
今思えば、その時自分はヘムと同じような立場でずっと恐怖に怯え、現状に甘えていたのかもしれません。
居心地が悪いわけでもなく、周りは少しずつ変わっていると気付いているのに気付いていない振りをしていたのかも。。。
チャレンジすること、これまでの生活習慣を変えるのが怖くなっていた自分がそこにいたこと。。
怖いくらい当てはまってしまってます。
私にとってのチーズは、今消えてしまいました。
もう消えてしまったチーズは戻ってこないことも理解しました。
これから自分が出来ることは、新しいチーズを探しにいくこと。
そして新しいチーズは、どんどん変わっていく。
私はホーと同じで新しいチーズを探して、ステーションCを出る事にした。。
状況は、日々少しずつ変わっています。
ずっと形を変えずに同じものはなく、自分も毎日変化していかないといけない。
今までの私はいつか人生が変わってくれるかもしれないという勝手な願いがどこかにあったのだと思います。
自分が変わらなければ、人生は好転しないことに気付きました。
少しずつでも変化を起こせば楽しくなる。
そう思えるようになってきました。少しの勇気と挑戦が毎日を楽しく感じさせてくれています。
『最大の障害は、自分自信である』
ことに気付きました。
皆さんに取ってのチーズは、何でしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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